一戸町観光天文台とは?

一戸町観光天文台は、1989年05月に開台した公設の公開天文台です。東北地方に初めて設置された500mm望遠鏡は、現在も現役で活躍中。また、県内の天文台で唯一、プラネタリウム設備も併設されています。

天文台の立地する高森高原は、一戸町南西部に広がる緩やかな高原地域です。見晴らしの良い丘の上からは、近隣の牧野や風力発電所、遠くは下北半島や三陸沖の漁火を望む事も。

『半径5kmに人類がいない』と揶揄されるほど街灯りから離れた立地のおかげで、全国でも屈指の良好な星空環境が残されています。

天文台の施設・設備

天体観測設備(天体ドーム)

大型天体観測器
 メーカー:西村製作所
  主鏡筒:500mm純カセグレン式反射望遠鏡
  副鏡筒:150mmアクロマート屈折式望遠鏡
  架台部:ドイツ式赤道儀

天体投影設備(プラネタリウム)

プラネタリウム設備
 メーカー:五藤光学
  投影機:GS-AT
  座席数:50席(平面一方向型)

その他の館内施設・設備

本館 展示ホール観測器類の展示
・操作体験用の天体望遠鏡等
・貸出用の天体望遠鏡等
・各種観測器材、光学機器の静態展示
東館 ラウンジ談話、休憩用スペース
書籍類の閲覧スペース
東館 ギャラリー写真等の展示スペース
本館 管理区画施設管理事務所・防災センター
一戸町防災行政無線 高森高原基地局 無線室
職員研修室 等